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｢Where is here...?
(ここは…？)｣
｢Unbelievable...We're alive!
(信じられない…
俺達、生きてるぞ！)｣
目を覚ましたハリーとフランク。
２人は、母国アメリカの軍隊基地へ戻ってきていた。
自分たちにもにわかに信じがたかったが、基地へ入り隊長に先程体験したことを全て話した。
｢Really?
(それは本当か？)｣
｢Yes.Our fighter was attacked by a monster like a bird,and then...
(はい。我々の戦闘機が鳥のような怪物に攻撃され、その後…)｣
隊長は、大急ぎで大統領に連絡を入れた。
その発見により、当時本土が戦場となっていなかったため他国に比べ優位にあったアメリカは密かに空の上の調査を進めていった。
しかし、空の勢力は強力で、かつ当時の飛行機の性能はまだ低く、過酷な空の環境下での侵略活動は難航した。当時はまだレーダーなどというものは研究段階にあり、実用化には程遠いものであったためそもそも雲の上の土地など見つけることすら難しかったのである。
やがて第1次世界大戦が終結、国際連盟が設立された。
大戦後、連合国側として参戦し、かつ本土が戦場とならなかったアメリカと日本の国際的地位は相対的に向上することになる。
その後アメリカは空の攻略のため新たな手を打つ。
臨時国際連盟会議にてアメリカ大統領により、それは発表された。
全世界の人間が空の事情について知ることになる。
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