①魔王は…妹!?

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食器を洗いながら、くだらない事ばかり考えるのはよそう。 ドスンっ!! 俺「?」 なんか、上から音が…。 あいつ何やってんだ? ま…別にいっか。 よし、食器洗いも終わったし自分の部屋に戻って昼寝でもするか。 ん? 階段を登り終えて、ふと妹の部屋のドアが少し空いてるのに気付く。 『…っかしいな。もう一度―』 そんな言葉が聞こえた刹那、ドアの隙間からまばゆい光が見えて、消えた。 ………この展開は部屋を覗くのがセオリーだが。 と、すでに妹の部屋の前に…。 チラッ 俺「!!…あれ?」 いない。 部屋の中に入って再確認。やっぱりいない。 えっ、どういうことだ?窓から出た? って窓も空いてないし。 どうなって…ん? テレビはあるが、画面は黒い。あと、ゲーム機が…これは付いてる。 何だ、この非現実的状況は。普通、ゲームするならテレビ付けるだろ。 「いや、待て待て。落ち着け俺」 と、その時光が俺を包み込んだ。
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