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「イタタタタ、舞羽のヤツやり過ぎだろw」
「フン、空から人か…空から人……人!?」
「あのーすみません、ここ何処ですか?」
(ハッ…いいぞ、コイツなら…)
「ちょ、キミィ…、突然だけど、バンドやらないかい?」
「いや、どこですか、ここ?…しかも、既に別のバンドやってるんで無理ですよ。」
「そうか、君は普通に素人のバンドに入っているのか?」
「いや、765プロのROOTsってバンドです。最近始動したばかりですけどw」
「何ィ…765と言ったね君ィ…駄目だよあんな事務所は。表面では明るい事務所だが、裏で色々悪質な事をやっていてだな…」
ペチャクチャあれこれ1時間…
「マジですか!?というよりオジサン誰?」
「お、オジサン…ウィ、私は有名な961プロの社長、黒井と言う者だ。……とりあえず765プロは危ないところなんだ!だから君も我が事務所に来ないか?」
「いや、でも、仲間は見捨てられないし……みんなで移籍するのは…?」
「いいや駄目だ。わかるか?もし私が765のバンドを引き抜こうと考えるとアイツは徹底的に汚い手を使って我が事務所を潰してくるだろう…そして君の仲間にも移籍しないように色々と危害を加えてくる。だからみんな一緒に移籍と言うことは難しい。」
「………ならどうすれば…?」
「手は一つだ君、まずは私の事務所に入り、私のバンドが売れる。そしてROOTsは人気が伸びず、独裁者高木に捨てられる。そこを狙って彼らを助ける。あっ、後君が私のバンドに所属している間は君の仲間と連絡をとらないで欲しい…」
「えっ……そんな……」
「確かに辛いのは解る。しかし、それしか無いんだ。もしそれで高木に感づかれたら大変だ。だからお願いだ。君のため、そして君の仲間のためにも…」
「………わかりました」
「ウィ、じゃあよろしく頼むよ。後、君、名前は?」
「……ほぎれです。」
「ほぎれ君か。後最後にお願いがあって、うちの事務所の寮に入って貰えないかい?その方が何かと楽で…」
「わかりました。あ、後、俺ドラムやりたいんですけど…」
「ウィ、任せなさい。明日、事務所に来て欲しい、君の新しいメンバーが待っているからな。」
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