プロローグ-始まり-

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今日も晴天…いつもの駅前、俺たち五人はせっせとセットを並べた。 「さあいくぜ!みんな!」 俺の掛け声と同時に俺はバスドラムとシンバルを同時に叩き始めた (ジャーン) 紅蓮自慢のギターが唸りを上げる。 優しい音色で高槻がキーボードを弾く その後ろから響くベースの音…ほぎれだ。 「夜のショーウィンドにあなたの後ろ姿を見た…」 舞羽の綺麗な声… 今日は俺たちが大好きな曲「relations」で周りをギャラリーを盛り上げた ギャラリーの中から中年ぐらいのおじさんとアラサーぐらいの女性が前に出て来た。
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