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-教室-
私はやっとの思いで自分の教室、1-2に来た。
由衣「…うわ」
教室に入ると、何故かみんなの視線が私一直線に飛び交った。
男「へー… 可愛いな」
男「おぃ あんまみんなよ!こわがってんじゃん」
男「すげー固まってる」
男「しかもすげーアホ面(笑)」
女「ちっちゃーぃ! 妹にしたーいっ」
女「目クリクリしてるぅー」
女「かぁいなー」
…なんか
クラス「固まってないで、おいでよ」
仲良いんですけどーっ!!;
男「ななっ お前何て言うの!?」
由衣「宮桐…由衣」
男「かわいーっ! ペットにしてぇっ」
男「オメーなんかになつかねーっつの!笑」
女「どこ中?」
由衣「…〇△中学校」
女「へー… じゃ、金持ちじゃーんっ!」
金持ちって…
そりゃちょっとはあるけど…ね。
その時、20代のカッコいい男の先生が教室のドアを開けた。
先生「おーぃ 入学式始まるからならべー」
先生の一言で、私の回りにいたクラスメートはゾロゾロと教室をあとにしていった。
由衣「…嵐が…さった…」
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