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次の日には、学園に入る準備と学園付属の寮に入る準備を終えてセントラル魔法学園の校門の前にやって来たルーシア。
着ているのは当然青みがかった白いローブではなく、白を基調としたセントラル魔法学園の制服姿である。
両方の手首には渡された腕輪も装着している。
校門の側にいる門番に、ルーシアは挨拶して校門の中に入って行く。
「ふわっ…でっかい……」
校門から少し進んで学園の建物を見回してルーシアは呟いた。
ひとまずギルドマスターであるあの女性から言われたのはここの学園長に挨拶に行くという事だったので、校舎の入り口近くにある案内板を目指して歩きだした。
「そこのお嬢さん、迷子ですか?」
が、後ろから声を掛けられてしまった。
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