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「…姫様っ!姫様!起きてください!今日ゎ入学式ですよ!」
紗智の管理人がカーテンを開けながら、紗智の体を揺らす。
「うるさいわね…眠いのよ。なんで、わたしが学校にいかなきゃいけないのよ」
「はぁ…。姫様が、普通の学校に入学したいと申したので、一般の学校にしたのですよ?」
「うるさいわね…わかったわよ。とりあえず、わたしの制服をだしてよ」
「かしこまりました。」
管理人は、制服をとりだした。
「はい。姫様。着替えましたら、朝食を食べにおりてきてください。」
「わかったわ。」
管理人は、朝食の準備をしにおりていった。
(今日から、高校生かあ…。わたしは、みんなが通うような普通の学校に行きたかったから、親に頼んだんだ。何回か断られたけど、やっと許してもらえた。)
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