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今日も一日が終わる。
代わり映えのない毎日。
苦痛にも思える尊い時間…
「栞、今日皆で遊びに行くんだけど栞はどうする?」
「ごめん!今日も用事があるんだ。」
必ずと言っていいほど私は友達からの誘いを断る。
彼女達の物語に入りすぎると望んでしまうのだ。
…私も、自分の物語が欲しい、と。
だけどそれはどんなに望んでも叶わないこと…
ならばいっそ望まなければいい。
こんなに惨めな気持ちになるのなら…私はもう、何も望まない。
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