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なんでだ…
なんで、コイツがここにいるんだ…?
しかも…
来夢「……………」
俺の後ろの席っ!
つか、なんで全く話しかけてきたりしないんだ!?
せっかく幼馴染みが目の前にいるってのに…
話しかけない俺も俺だが。
生徒女「ね~ね~」
生徒女「どこから来たの~?」
生徒男「どこに住んでんの?」
生徒女「ハァハァ」
来夢「……………」
質問攻めにあってるし…
つか、答えてあげろよ!無視してやんなよ!
変態がいたのはスルーの方向で。
すると…
ガタンッ!
生徒「!?」
修斗「…?」
いきなり立ち上がった…
嫌気が差したのか?
ガララッ…
修斗「あ…」
生徒女「あ~あ、出てっちゃった…」
生徒女「無愛想な子だったね~」
…このままじゃアイツ、あらぬ誤解を受けちまうな…
修斗「(追いかけるか…)」
何がアイツをあんなんにしちまったのか、訊いてみる必要があるな。
ガララッ…
と、扉を開けると…
和馬「お~い、修斗。どこ行くんだ?」
和馬が呼び止めてきた…
悪いが、話をしてる暇は無いんだよな。
修斗「いや、ちょっとな…」
とだけ言っとこう。
早く追いかけなきゃ…和馬は友達だけど、アイツも俺の友達…ってか幼馴染みだからな。
和馬「ふ~ん…」
許せ、和馬よ!
ガララ…ピシャン
修斗「さて、と…」
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