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来夢「……………」
あ、いた。
単に外に出て携帯をいじりたかっただけか…
修斗「……………」
来夢「……………」
…あれ?
何だ、この緊迫感は?
7年も離れてちゃ、当たり前かな…
すると…
来夢「…何?」
修斗「あ…」
話しかけてきた…
でも、何だ?えらくトーンが低い…
H.Rの挨拶ん時とは別人じゃねぇか…
修斗「えと…良い天気だよな。」
あぁ…何でこんな事しか言えないんだ…
会話になるのか?これ。
ま、軽く会話になれば良いな。
と淡い期待を持ち、言葉を待っていると…
来夢「ハァ…」
あ、口を開けた。
しかし、次に出てきた言葉は…
来夢「何言ってんの?キモイ。」
…え?
ちょっと、何言ってるのか分かんないな。
修斗「え…えと…」
来夢「何もないなら話しかけないでよ。口に無駄な労力を使わせないで。」
なん…だと…?
な、何だ!?
こいつ、性格が変わってるぞ!?7年前のあの幼女は何処に!?
反論してやる!
修斗「お…おい、何だよそれ!?せっかく久し振りに会えたってのに、そんなあしらい方は無ぇだろ!?」
キーンコーンカーンコーン…
修斗「あ…」
来夢「あのさ…大声出さないでくれる?うるさいし。アタシの鼓膜が可哀想だわ。」
修斗「なっ…」
ガララッ…
罵倒するだけ罵倒して、来夢は教室に入っていきやがった…
何なんだ…?
修斗「変わりすぎだろ…いくらなんでも…」
…教室入るか…
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