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─そして。
現在、帰りのバスの中です。
修斗「はい奈央、俺と来夢の分のお金。」
奈央「はーい、どもー♪」
え、なんで俺が来夢の分も払ってるんだってか?
それは…
来夢「くぅ…くぅ…」
もう疲れ果てて、寝ちゃいました。
最後の最後に、あんなハジけちゃいましたしね。
ちなみに他の皆は…
瑠美:同じバスで寝てます
東雲さん:電車で帰った
カップル:東雲さんと同じ電車
な訳でして。
奈央「いやーしかし楽しかったねー♪」
修斗「そうだな。皆が楽しめたようだし、良かったよ。」
奈央「ほんとに…ありがとね♪」
修斗「へ?お、おう…」
やばい、ちょっと不覚にもドキッとした…
俺ってそんなに初だったかなぁ?
奈央「むーむーも見てよ♪」
修斗「ん?」
奈央「あんなに幸せそうな顔して寝てるもん♪」
来夢「むにゅ…にへへ…♪流れてる…」
確かに…
もうめっちゃ可愛い顔して寝ちゃってますよ。
てか、夢でまで流れるプールですか。
奈央「ほらほら、むーむー倒れちゃうよ!横に座ってあげて!」
修斗「え!?い、いや…それはちょっと…」
恥ずかしいんですけど!?
奈央「だめだめ!ほら、座ったげて!」グイグイ
ちょ!押さないで!
もう流れに任せて座っちゃったけど!
修斗「…はぁ。」
奈央「じゃ、私はるーるーの横ー♪」
来夢「むー…」
…まぁ良いか。
だって楽しかったしさ。
良い夏の思い出になったよ。
来年もこんな事をしたいなぁ…
…ってか、夏休みはまだ始まったばっかだよな!
思い出作りまくるか!
奈央「…くぅ。」
って皆寝ちゃったよ!
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