★親父の帰省★

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静久「相変わらずだね~、お父さんは…」 修斗「そうだな…あれ、手伝いはもう良いのか?」 静久「あの世界には入れないでしょ…」 なるほど。 来夢「小さい時にこんな風景見た事あるもん。それほど強烈なインパクトだったのね…」 そうだろうな… 近寄り難い雰囲気だもん、完全に2人の世界。 えっと…来夢とよく遊び始めたのは3歳ぐらいん時だから… 13年前の出来事を覚えてるんだな。 当時の母さんは21歳で、父さんは23歳だったから、そん時は若いから良いけどさ。 来夢「10年以上経って、しかも2年振りに帰って来たのにこれだったら、もう敵わないわね。」 ちなみに来夢はこの状況を少なからず何度か見てるので、目の当たりにしても全く顔を赤らめない。 修斗「全くもってその通りだ。」 静久「理想の夫婦を凌駕してるもんね。」 3人同時に頷いた。 そして、俺がもういいだろと思い咳払いすると… みなみ「あ…は、花火さん…」 龍斗「おっとぉ…はは、子供に見せるには早かったかな…?」 修斗「照れるぐらいならやんなよ…」 ってゆーかまだ早かったかなって… どの口がそう言うんだっつーの! 何度も見せられて早いも何もあるかい! みなみ「で、では皆さん?食べるとしましょうよ!ね…ね?」 龍斗「あ…あ、あぁ!そうだね!」 だから照れんなっつーの! いつまでも思春期気分か! 来夢「でも…羨ましいかな…」 修斗「あれが?マジで言ってんの?」 来夢「む…そーゆーもんなの!分からない奴ね!」 えぇ~… 静久「そうよお兄ちゃん?何だかんだ言って、あれは憧れなんだから。」 そうなのか…? よく分かんねぇよ。 まぁ、微笑ましいっちゃ微笑ましいけどさ。
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