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静久「相変わらずだね~、お父さんは…」
修斗「そうだな…あれ、手伝いはもう良いのか?」
静久「あの世界には入れないでしょ…」
なるほど。
来夢「小さい時にこんな風景見た事あるもん。それほど強烈なインパクトだったのね…」
そうだろうな…
近寄り難い雰囲気だもん、完全に2人の世界。
えっと…来夢とよく遊び始めたのは3歳ぐらいん時だから…
13年前の出来事を覚えてるんだな。
当時の母さんは21歳で、父さんは23歳だったから、そん時は若いから良いけどさ。
来夢「10年以上経って、しかも2年振りに帰って来たのにこれだったら、もう敵わないわね。」
ちなみに来夢はこの状況を少なからず何度か見てるので、目の当たりにしても全く顔を赤らめない。
修斗「全くもってその通りだ。」
静久「理想の夫婦を凌駕してるもんね。」
3人同時に頷いた。
そして、俺がもういいだろと思い咳払いすると…
みなみ「あ…は、花火さん…」
龍斗「おっとぉ…はは、子供に見せるには早かったかな…?」
修斗「照れるぐらいならやんなよ…」
ってゆーかまだ早かったかなって…
どの口がそう言うんだっつーの!
何度も見せられて早いも何もあるかい!
みなみ「で、では皆さん?食べるとしましょうよ!ね…ね?」
龍斗「あ…あ、あぁ!そうだね!」
だから照れんなっつーの!
いつまでも思春期気分か!
来夢「でも…羨ましいかな…」
修斗「あれが?マジで言ってんの?」
来夢「む…そーゆーもんなの!分からない奴ね!」
えぇ~…
静久「そうよお兄ちゃん?何だかんだ言って、あれは憧れなんだから。」
そうなのか…?
よく分かんねぇよ。
まぁ、微笑ましいっちゃ微笑ましいけどさ。
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