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~再び修斗目線~
来夢「ね~修斗。ここってどうやって攻略するの?」
静久「お兄ちゃんヘルプ!」
…えっと、来夢と静久に助けを求められたんですが…
おかしいな?
静久、こんなゲーム持ってたっけ?
静久「あ、これね、楓南ちゃんから貸してもらったの。」
修斗「あぁ、なるほど。」
そりゃ知らない訳だわ。
しかし…これ、どんなゲーム?
来夢「どーやら、恋愛シミュレーションゲームらしいわよ?」
凄ぇな…
今時の小学生って、そんなの持ってんだな。
今までそんなジャンルのゲームに触れた事さえ無かったから、さっぱりだわ。
こんなんなのか…
静久「これで人生の奥深さを知りなさいって言われたの。」
修斗「静久?それはな、余計なお世話と言うんだぜ?」
と諭したものの、静久は"?"な顔をしたままだった。
修斗「(ってゆーか、こういう類なら和馬に頼んだ方が良いんじゃ…)」
来夢「(それは癪でしょ?だから仕方無くアンタに頼んでんの!)」
って言われてもなぁ…寧ろ、誰か助けてくれませんかね?
現在、画面に表示されてるのは…
雛
『いきなり何?こんな所に呼び出して…アタシも忙しいんだけど?』
1.大事な話があるんだ
2.いきなり叩く
3.何だと思う?
静久「ちなみに女の子のスペックは…"主人公の幼馴染み"で、"久し振りに会ったは良いけどツンデレになっていた"らしいよ。」
それはそれは、どっかで聞いた事あるような話ですなぁ。
来夢「…何よ?」
修斗「何でもない。」
いやぁ、そっくりだねぇ。
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