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まぁ、今はとにかく選択を強いられているんだ!
たかが恋愛シミュレーションだし、さっさと選ぼう。
俺の答えは…
来夢「2ね。」
修斗・静久「なんで!?」
2って…あれだぞ!?
"いきなり叩く"
だぞ!?
何のこっちゃかさっぱり分からねぇだろ!
来夢「だって、こっちが折角呼んであげたのに、こんな生意気な態度を取るのよ?アタシだったら叩くわね。」
修斗「……………」
来夢「な、何よその"人の事言える立場か"みたいな顔…」
おっと、来夢にも読心術スキルの兆候が見え隠れし始めたか?
修斗「いんや、べっつにぃ?」
しかし、今の言動は某せもぽぬめより酷かったなぁ。
まぁそれはさておき。
修斗「じゃ、1だな。」
静久「うん、1ね。」
至極当然ながら、1番安全そうな1を選択。
来夢「えー…2を選んだ時のイベント、観たかったのになー…」
己の願望じゃないか!
さて、どうなるかな。
静久
『実は…』
あ、自分の名前にしてんのか…
まぁ、そうだろうな。
静久
『今度、引っ越す事になったんだ。』
3人「え゙?」
雛
『え…?』
あれ?おかしいな…?
どうしてこうなった?
雛
『ちょ…ちょっと!聞いてないわよ!どうして、そんな…急に…』
静久
『ごめん…親父の仕事の関係で、いきなり…』
雛
『う…』
静久
『でも、どうしても幼馴染みの雛には伝えときたくてさ。』
…ん?
なんだろう…この情景、デジャヴが…
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