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─そして晩御飯。
来夢「…別に晩御飯は良かったんだけど…」
修斗「しゃあねぇじゃん。母さんが…」
"今日もカレーが上手く出来ました~!是非食べて下さ~い!"
修斗「って言うんだから…」
知ってる人がいるかどうか怪しいが、母さんはカレーを作るのが大好きなのだ。
来夢「まぁ…おばさんのカレーは美味しいから良いけど…」
修斗「だったら良いじゃん。」
来夢「…そうね!食べてあげても良いわよ!感謝しなさいよね!」
と、胸に手を当ててふんぞり返る来夢。
胸はぷっくりしてんだけど、まぁ平坦だわな。
来夢「何よ、その残念な物を見る目は。」
修斗「いんや、べっつにぃ?」
来夢「む~…今日の修斗、そんなんばっか…」
気のせいだよ!
すると…
みなみ「修斗さ~ん!来夢ちゃ~ん!早く来て下さ~い!」
修斗「はいは~い!」
母さんが急かし始めた。
カレーの事になると、せっかちになるからなぁ母さんは…
普段は温厚でゆったりしてるのに…
来夢「早くしよ?」
修斗「あぁ…そうだな。」
この時の母さんは怒らせると怖いからな…
小さい時、「遅れたせいで少し焦げたじゃないですか!責任取って下さい!」
と、ひたすら鍋洗いされた事があったからなぁ…
てな訳で、ちょっと急ぎ。
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