★親父の帰省★

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─そして、あっと言う間に3日後。 修斗「ふわ…あ~、眠…」 現在、朝7:00ぐらい。 休みでも早起きなのが俺なんでね。 修斗「おはよ~、母さん…」 とりあえず、朝御飯でも食べようかとリビングに入ると… みなみ「ううぅ…ふえ~ん…」 静久「あ~、よしよし…」 …泣いてる母さんを、静久が優しく宥めている場面に遭遇した。 修斗「…えっと、何?どうかしたの?」 静久「あ、お兄ちゃんおはよう。」 修斗「今北産業」 すると… みなみ「うあ~ん!」グリン 修斗「うおぉっ!?」 涙をぼっろぼろ流しながら、凄い角度で母さんがこちらに振り向いた。 みなみ「花火さんが…     いつの間にか…     出て行ったんです~!」 あぁ、三行だわ… そーいや、確かに親父がいねぇな。 修斗「いや…いつもの事だろ?なんで今更ボロ泣き?」 静久「いやぁ、それが…手紙を読んでみてよ。」 修斗「ん~?」 静久から手渡された、親父直筆の手紙を言われるがまま読んでみると… 『:みなみさんへ 短い3日間、良くしてくれてありがとうございました。 黙って出ていく形になってしまい、申し訳ございません。 最初の便に乗らなきゃいけなかったので… ですが、良い報せもあります。 来年、今度は一月の休暇を貰う事が出来ました。 来年こそは、もっと良い思い出を残しましょう。 愛してます。            龍斗』 修斗「…え?」 "一月の休暇を貰う事が出来ました"? 修斗「…これ…」
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