★再会★

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─台舞(ダイブ)高等学校。 3階の1年3組が俺のクラス。 特に急いでる訳では無いが、階段は一段飛ばしがモットー。 修斗「ほっ、ほっ…」 余裕の鼻歌を歌いながら、軽やかに階段を登っていると… 「おーい、修斗!」 修斗「ん?あ、よう!和馬!」 俺を呼ぶ声がしたので後ろを振り返ってみると、階段の踊り場に俺の友達である櫛原 和馬[クシハラ カズマ]がいた。 中学校で初めて出来た友達。好きな漫画で馬が合った。 和馬「おはようさんで。ところでよぉ、知ってるか?」 修斗「何が?」 和馬「なんと!うちのクラスに転校生が来るらしいぜ!」 修斗「マジでぇ!?」 学生のささやかなる夢、転校生。つか、俺達自体まだ入学して1ヶ月にも満たないんだけど…まぁ良いか。 和馬「しかもな…」 と、和馬は不気味に怪しく微笑む。 いや、マジでリアルに怪しい。 和馬「女だ。」 修斗「キタコレェ!」 異性と知り、柄にも無く大声で歓喜を表した。 3、4人に見られたが何、気にする事は無い。 和馬「ただまぁ、期待値は低いんじゃないか?リアルの美少女なんて数える程だぜ?」 修斗「そうだよな…でも、漫画みたいにとまでは言わないけど、まぁパッチリした目は欲しいよなぁ…」 あんな目はあり得ないよな…と思いつつ、期待をする俺は馬鹿だろうか? 和馬「馬鹿だろうな。」 この野郎…読心術クオリティだと…!?
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