★再会★

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ガララッ… 木製の扉特有の情緒ある音を立てながら、扉を開ける。 当たり前だが、全く変わらないいつもの風景。 先に来てた奴らが、ワイワイ騒いでいる。 和馬「いや~、にしても寒いな~」 修斗「そうだよな~」 冷気が入ってくるのが嫌なんで、扉を閉めると…。 ガララッ 修斗・和馬「ん?」 「お前ら…担任の目の前で閉めるとは良い度胸をしてるじゃないか。あ?」 閉めたばかりの扉を開け、1-3担当の教師である柊 実殊(ヒイラギ ミコト)が入ってきた。 ん?女で24歳で独身でとびきりの美人だが?それがどうした? ちなみに、身長は目測だが155ぐらい。ちっさい。 つか、いつもより早いな… 実殊「何をぼ~っと突っ立ってる?ほら、早く席に向かえ。」 修斗「は~い。」 和馬「すんませ~ん。」 考える間もありませんでした。 ま、何でかは大体分かってんだけど。 実殊「おい、号令。」 生徒女「きり~つ。」 ガタタッ クラス会長の号令と同時に、皆が立ち上がり… 生徒女「れ~い。」 気怠く挨拶すると、頭を下げる事無くぞろぞろと座る。 俺も下げない派だけど。 実殊「はい、皆おはよー。突然だが、転校生を紹介するぞ~」 と先生が言い放った瞬間、ダルダルムードだった教室が一気にざわめき出した。 やっぱこれか… 俺がちらっと和馬の方を向くと、和馬がドヤ顔で視線を返してきた。 不愉快だったから、後で死刑だ。 生徒男「せんせ~!その転校生は男ですか?女ですか~?」 出た、お約束… ぶっちゃけお前と仲良くなる事が決定されてる訳でも無いんだし、訊かなくて良いだろ… まぁ、俺も喜んだ1人だけど… 実殊「ふっふっふ…喜べ野郎共…」 女ですが?えぇ、女ですとも。 とまぁ、こんな思わせ振り発言だと… ウオオォォオ! 血気盛んな男子は喜びますわなぁ。 しかし、先生は衝撃的な言葉を放った。 実殊「ニューハーフだぞ~」 ピタッ… あれほど騒いでいた男子が、一気に静寂した。 もちろん、俺も然り。 (゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚) から (゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚) うん、こんな感じになった。
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