1.ふたりきり

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「アキラ、顔真っ赤」 「うるせ」 本当に、本当に、夢なんじゃないだろうか。 「アイ、涙目」 「だって」 アキラが腕に力をこめたのが分かった。 「アイ、俺と付き合って」 ああ、よかった。 夢じゃないや。 涙声で、掠れた声で、 「はい」 私は答えた。 end @ ふたりきり
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