青春のコロッセオ①

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クバ砂漠 サトウ「あ~暑い。溶ける。あ~溶ける」 只今、砂漠をラクダの馬車で横断中。 ヴェル【だらしない。徒歩でないだけマシ】 ミリテリア「本当にだらしないですね」 サトウ「お前らが言うな!クソッ!見えない!」 ヴェルティとミリテリアはスカートをバサバサと扇ぎ、向かい側のサトウにはギリギリ見えないようにしている。 サトウ「ヴェルの魔法でなんとかならないか?」 ヴェル【やってもいいけど、凍傷は確実】 ミリテリア「床に魔法を放っては?」 サトウ ヴェル 【「それだ!!」】 ヴェルティは床に冷凍魔法を最弱で放つと、床が凍てつき、冷気が馬車内に漂う。 ヴェル【や~ん!気持ちいい~❤】 サトウ「まさか絵文字を使うとは…つーか、ヴェル!その台詞はエロくないか?」 ミリテリア「普通じゃないですか?」
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