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「いや、だーかーら、俺達で部活を造ろうぜ」
「..却下」
「なんで?」
「あたり前だろ!!なんで中2から部活に入らないといけないんだよ? しかも、部活に入るんじゃなくて、部活を造るだと?大体、何部を造ろうって言うんだよ?」
「フハハハハー よくぞ聞いてくれました。 僕達が今から造る部活の名前は~」
「解決クラブです」
「...何ですか? それは」
「ヌホホホホー またも聞いてくれましたね、和也くん」
いやだって、どう考えても、変な部活ぽいし、聞かない訳には、いかないでしょ
「解決クラブとは、その名の通り、生徒や地域の人からの全ての問題を解決する部活でございます!」
「ほおー」
「何だそのどうでもよさそうな返事は!」
「いやだって、俺、入る気ないし」
「いいや、君は、必ず入る!」
「何で?」
「言い忘れていたが、我が解決クラブには、すでに一人部員がいます。 しかも、女子です。」
「甘いな鈴原、俺は、女ごときでは、釣られないぞ」
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