第二話「炎上」
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天井や地面はなく、まるで宇宙空間のような―。 そんな異空間へつながっていたドア―。 奴らの作戦の一つだと警戒した風太は、先へ進むのを止めようとした。 だが、突如異空間の奥からとてつもない吸い込む力が発生し、風太と瑞奈は奥へと吸い込まれてしまった。 「瑞奈!!」 「風太!!」 離れ離れにならないように―。 風太と瑞奈はお互いの手を握りしめた。
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