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「弱すぎる奴など、殺すだけ面倒だが、地球侵略の妨げとなる。消えて貰おう」
そう言って、人差し指と中指を立て、ダメージから起き上がれない風太に向けた。
もうダメだ―。
そう思った瞬間、意識を支配されている女の目から一筋の涙が頬を伝った。
そして、まるで金縛りにあった如く、全く動かなくなった。
「わ、私の身体を…返して…」
女の身体の周りを赤いオーラが包んだと思った瞬間、彼女の身体から老人が追い出されたように飛び出してきた。
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