第三話「傀儡」

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「わしの支配から逃れるとは…」 驚く老人。 「私を操ったこと…許さない」 怒り心頭の女。 起き上がれない風太や締め付けから解かれた瑞奈に代わり、今度は支配から逃れた女が老人に相対した。 「貴方の身体は灰と化す」 そう呟き、老人に向けて手の平を突き出した。 すると、手の平から赤い燃えるような火の玉が飛び出し、老人の口から体内に入った。 「がっ!!…熱い!!身体がぁぁぁ!!」
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