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倒れた風太に容赦なく少年は蹴りを腹に数発いれた。
「弱いな。もう少しやるかと思ったが…」
少年は懐から拳銃を取り出し、銃口を風太の頭に向けた。
「とっとと消えてしまいな。その死は我らの人類抹消計画の最初の名誉ある死となるのだ」
不気味な笑みを浮かべながら、少年はその銃の引き金を引いた。
乾いた音と共に銃口から飛び出した黄金色の鉄の弾は風太の頭を貫こうとした。
その時、風太の周りにとてつもない突風が吹き、黄金色の弾を弾き返した。
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