魔王と執事と昼下がり

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「倒れた際、駆け寄ったら人間の近くに こ ん な も の が転がってまして。」 よいしょ。と、ミルフィが置いたもの それは… 赤い何かで染まったMeのパソコン。 俺はミルフィの話しとソレを見た瞬間… す べ て を り か い し た !!! アレですね。 さっき窓に向けて投げたら突き破って そのまま外へ飛んだパソコンが その人間にHitしたんですね、分かります。 だから赤いんですね。 そりゃ倒れるわな← 「これ、魔王様のパルコンデスよね?」 「うん、パソコンだから。」 パルコンって何だしww なんか新しい響きというか 香りがするんだがwwww 「あ、間違えました…ファルコンデスね。」 「違うからッ!!たった今 目の前で言ったばかりじゃん?! パソコンだよ、パーソーコン!! ドゥーユーアンダースタンドッ??」 何度もパソコンを強調して言う。 するとミルフィは、あ!と 何か閃いた感じに手を叩き… 「イエス・ウイーキャン♪」 とても良い笑顔でそう言った。 もうさ…何なのこのこ、 会話がごーまいうぇー過ぎる。 「……冗談デスよ? 全くもー、魔王様は直ぐ人の言った事を 鵜呑みにするんデスからー。」 「それは貴方だからです。」 とは言えない俺は きっとじゃなくとも負け組だ。 「で、魔王様。 コレどうしますデスか?」 改めて、本題を指さすミルフィ。 転がる血塗れの見知らぬ人間。 真っ赤な俺のパソコン。
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