第二章 過去

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亘 「ありがとうございます。私の名前は一之瀬亘です。また会えればゆっくり話をしましょう」 紅輝 「俺は中山紅輝。いつか会えますよ」 亘は紅茶を飲みお代を机に置き、バーを出た。 向かう場所は死地。 自らの運命に従い、最後の戦いへ。 紅輝 「マスター、あれか?今日ヘルクライシスが死刑宣告を出した奴は?」 マスター 「そうだ。可哀相にな。あの人の後輩二人は悲しむだろうな」 紅輝 「工藤雲雀と琴村飛鳥か?」 マスター 「あぁ。兄弟のように仲が良いと聞いた。助けてやりたいが龍牙も無理だと分かっているから手を出さないだろうな。それに龍牙の任務は調査だ」 その後二人が喋る事はなかった・・・
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