第三章 真相

5/6
前へ
/37ページ
次へ
工藤 「くっそぉぉおお!!!」 工藤は地面に両手を思いっきり叩きつけた。 斉藤 「一之瀬さんとの約束は『もし雲雀がお前を恨んで戦いを挑んできたら雲雀が満足するまで相手をしてやってくれ』って事だった」 工藤 「お前…いや、知ってるのか…誰がキメラを作ったのか…」 斉藤 「あぁ、やばい集団でリーダーの名前も分かった」 工藤 「なら教えろ…ぶっ殺す!!」 斉藤 「はぁ人殺しは犯罪だ。だから一之瀬の言ってたように真相を隠したんだ」 工藤 「犯罪がなんだ!仇を」 斉藤は工藤の胸倉を掴み勢いよく殴った。 地面に叩きつけられた工藤。 斉藤 「感情的になるな!犯罪に手をだせばお前は一之瀬さんを殺した奴らと同類なんだ!」 その言葉で工藤も落ち着きを取り戻した。 しばらく沈黙があり、また話し出した。 中山 「まぁとりあえずその集団の事を話してくれよ」 斉藤 「あぁ、集団の名前は『神帝』(ゴッドエンペラー)」 中山 「おいおい、ゴッドエンペラーって名前…中二病の集団かよ」 斉藤 「だが力は相当のもんだ」
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加