第一章 入学

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その会話を聞いていた先生が出席番号順に座ると教えてくれた。 席につくと少ししてから入学式は始まった。 校長先生や生徒会の人達が様々な事を話した。 その話の長さに寝ている人も少なくはなかった。 先生 「え~それではこれで入学式を終わります。全員、起立!」 その言葉と共に新入生は立ち上がる。 先生の礼という声で新入生は礼をした。 先生 「それでは各先生の指示にしたがい、教室に移動してください」 新入生はゾロゾロと体育館を出て教室に向かった。 教室に入るとすぐに席につき、担任の先生が話を始めた。 初対面の人も多かった。 うるさそうなクラスだとはすぐに感じた。 女子の方が人数は多かった。 担任の話が終わると帰っていく新入生。 斉藤 「あ~だるいな」 中山 「入学式はいつもだるいもんだ」 斉藤 「ジュースでも飲んで帰るか・・・」 この学校には自転車置き場の近くに自販機がある。 その自販機まで行き、何を飲むか考えていた。 斉藤 「へぇ~90円で買えるんだな」 中山 「ちょっと安いな」 そう言いながら飲み物を買おうとした時、後ろから声をかけられた。
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