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教室を出た二人は歩きながら話をしていた
二人は今、ギルドに向かっている
協力任務の内容を教えてもらうためだ
斉藤
「・・・工藤雲雀、どこかで聞いた名前だな」
中山
「斉藤もか?俺もどっかで聞いた事がある。それにあいつの目は人を見る目じゃない」
斉藤
「そうだな。恨みに満ちた目だった。」
中山
「そういや最近気になったんだがモンスターって昔はいなかったんだろ?何で今はモンスターなんているんだ」
斉藤
「さぁな。知らねぇよ。でもモンスターってどっから来てんだろなぁ」
そんな話をしていると人気のない道にある一つのバーにたどり着いた
一見ただのバーだが、ここはギルド『セイクリッド』だ
二人がギルドに入るとカウンターには一人の男が立っていた
30代ぐらいだろうか
二人はカウンターの前にある席に座る
斉藤
「久しぶり、マスター」
その声にマスターと呼ばれた人間は振り返る
マスター
「よぉ龍牙、それに紅輝か」
中山
「それには余計だろ?」
マスター
「それは失礼したな。それで任務の方だが・・・」
マスターは少し険しそうな顔をする
普段見せない顔だった
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