第一章 入学

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教室を出た二人は歩きながら話をしていた 二人は今、ギルドに向かっている 協力任務の内容を教えてもらうためだ 斉藤 「・・・工藤雲雀、どこかで聞いた名前だな」 中山 「斉藤もか?俺もどっかで聞いた事がある。それにあいつの目は人を見る目じゃない」 斉藤 「そうだな。恨みに満ちた目だった。」 中山 「そういや最近気になったんだがモンスターって昔はいなかったんだろ?何で今はモンスターなんているんだ」 斉藤 「さぁな。知らねぇよ。でもモンスターってどっから来てんだろなぁ」 そんな話をしていると人気のない道にある一つのバーにたどり着いた 一見ただのバーだが、ここはギルド『セイクリッド』だ 二人がギルドに入るとカウンターには一人の男が立っていた 30代ぐらいだろうか 二人はカウンターの前にある席に座る 斉藤 「久しぶり、マスター」 その声にマスターと呼ばれた人間は振り返る マスター 「よぉ龍牙、それに紅輝か」 中山 「それには余計だろ?」 マスター 「それは失礼したな。それで任務の方だが・・・」 マスターは少し険しそうな顔をする 普段見せない顔だった
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