1.罰ゲーム

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 唇が離れた瞬間、私はガクッと力が抜けるのを感じた。  腰が抜けたような感じだ。  自力で立てない私を西森が支える。  そうして私はまた、ソファーに座らされた。  顔が熱い。  唇が……熱い。  心臓がありえないくらい鼓動している。  そして、体に力が入らない。
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