乗り込み、貪る

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ぐちゅぐちゅと粘りのある水音が響く。 薬に理性を焼かれ、手首に巻かれた鎖を鳴らしながら、半裸の女は男の上で激しく腰をくねらす。 「すげぇすげぇ!超腰えろいんだけど!」 「あぁん!突いてよぉ、足りないのぉ…あたしのめちゃくちゃに掻き回してぇ!」 「先輩、あの薬どんだけ使ったんですか?」 「いい女には2倍だ」 「いっすねぇ!最高なんですけど!」 胸を痛いくらいに掴むが、それでも女はとめどない快楽に溺れ、何度ものけ反り痙攣する。 「ほら、好きなの出すぞ!飲み干せよな!」 「あ…ぁあー!出てるぅ!イク…イクイクイクゥー!」 白い液体が注がれ、女は恍惚の表情で倒れ込む。 自分自身を引き抜いた雄二は、だらしなく開く女の口に汚れた性器を押し込む。 理性はない、本能か反射的に舌を絡めてそれをまだ欲しいというように強く吸い込む。 奥に座る黒皮の男が立ち上がった。 倒れた女の前に来ると、おもむろにズボンのジッパーをおろす。 中から熱くそそり立つ、常人の1.5倍はある巨根。 女の視線がくぎ付けになり、それに満足げな笑みを浮かべる。 「先輩、相変わらず馬鹿でか」 「ちょうだい!それぇ…早くぅ!」 「…欲しいか?」 「壊してぇ…あたしのココォ、熱くてダメなのぉ!」 「3回はとまらねぇぞ」 「あっ――はぁああん!ダメっ凄…!イッ、クゥウウ!!」 飛沫があがり、それでもなお男は抽送をやめない。 女が快感に悶え、何度と身体を跳ねさせながら甘い叫びをあげる。 「あぁあ、可愛そ。これじゃ先輩5回はやるな」 突如、動きが激しくなる。 止まったかと思えば、恐ろしいほどの量の白濁液が女の蜜壺から溢れ出た。 それに悦ぶ女。 男は再び激しく動きながら、女に小さな白い錠剤を飲ませる。 「訂正。7回は出すわ」 雄二の声は、女の喘ぎで掻き消された。
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