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「ってオイ!!さっ触るのか?」
と、ビックリした様子で制止を促すが遅い…前に立ち、僕はそこに在るモノを確認をする…
(やっぱり刀…だよな…/汗)
「うん…ただの刀みたいだし、害は無いよ。それより、このまま置きっぱの方が問題だろ?」
「誰か呼んだ方がイイんじゃないか?」
「そ……」
『その必要はない』と答えようとしたが何かに引っ張られて言葉を詰まらせた。
(…?何だ?)
「いい…」
やっと言えたのは短い返答でしかなかった。刀から目が離せない
(…!?)
僅かに瞳が光る…
(視界にモヤ??)
目を凝らし、深呼吸をして刀を手に取る。
(頭がクラクラする…)
「大丈夫か?」
「ああ、大丈―…」
振り返り彼の言葉に答えようとした瞬間
(思考が上手く働かな…い…)
倒れる。
暗転。。★
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