第二章:現実との境界線

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「悠羽、お前…」 声をかけられて目を合わせる 「何?」 「貧弱か?」 真顔で聞かれた。 何だろう…貧血とか聞きたかったのだろうか?それとも本気で質問されたのだろうか? 分からない。 「………」 軽くドツく事にした。 ドコっ☆(蹴) (何を真剣に言うかと思えば、前言撤回★良い奴じゃなくて…そう、きっと馬鹿だ) 「イテテ…やっぱりイタズラかな?」 蹴られた場所を擦りつつ刀を見た (イタズラ?) 「…かもしれないな…」 「素っ気なっ(泣)」 構ってほしそうな木更津を無視して僕は全開で自分の世界に入る (模造刀にしても手が込んでるイタズラだな…この手紙とイイ……) 刀を見せて 「コレ職員室に持って行くけどイイか?」 「…………」 返答は無い。 仕方がなく返事は聞かずに出口に向かった。 「イイけど先生に渡すのか?」 (おかしな事ばかり聞く奴だな…) 振り返り微笑んで聞く 「雅楽、お前…持って帰るのか?」 「そんな妖しい刀、要らねーよ(慌)」 「だったら聞くなよ!!(滝汗)」 ガラガラ☆ 扉を開き廊下に出る (おかしな日だ…厄日かな/悩)
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