飴よりも甘い

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 それは幼なじみの涼介と、  仲の良いクラスメートと  涼介のお家で  遊んでいたときのことだった  「裕翔と山田って仲良いよなー  あのさ!この飴玉を2人で  舐めてよ!できたら千円  あげるからさ!」←  それを言ったのは、僕が  涼介のことを好きだと知って  いる人だった。  「なななななな?!  なに言ってんの!?///」  普通は焦るよね。  んでもってやらないよね←  「千円ねえ‥。やろっか」  「はあ?!むりむり!‥っふぁ」  いきなり深いキスをされて  部屋には卑猥な音が響く  必死に離そうと涼介の胸を  押すのに力の強い涼介に勝てる  わけはなく、だんだんと  苦しくなってきた。  意識がとびそうになる直前に  僕と涼介の口を行き来していた  飴玉は溶けきって涼介の唇が  離れた。  「はあっ‥はっ」  肩を上下させながら必死に  酸素を取り込みながら涼介  を睨んだ。  「苦しかった?大丈夫か?」  いつもの笑顔で聞く涼介を  見て、思った。  "僕は恋愛対象外なんだ" と。  自然と涙が溢れて、ぼくは  部屋を飛び出した。  「裕翔?!ちょっ、待てよ!」 _
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