教えてあげる。

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春の風が暖かく吹いている、昼休み。 呼び出された体育館裏。 「ごめんなさい…。」 「なんでですかっ?!」 なんでって、言われても。 「だって…」 あなたのこと何も知らないし…。 いきなり「好き」とか言われても、困る。 「本当、ごめんなさい」 どうしていいかわからなくて、走って逃げた。
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