始まり

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そんな、超が何個も付くほど 超すごい学園の校門の前に… ボクは立っていた… ???「まずはオーソドックスに自己紹介から始めたいと思う…ボクの名前は苗木誠だ。」 外見は、ご覧の通り どうしようもないほど平均的な普通の高校生… 中身も同じ… 性格にも特技にも成績にも、これといった特徴はない。 特別な趣味や趣向がある訳でもなければ、ミュータントでもないしスタンドを出せる訳でもない… ボクの好きなアイドルや、好きなマンガ、好きな音楽、好きな映画を知りたければ… ランキング番組でも見れば一発だ。 その一位になるヤツが、大抵そうだから。 王道という言葉すら裸足で逃げ出す、まさに、普通の中の普通… …それがボクだ。 最初に、自己紹介というオーソドックスなところから始めたのも、そのいい例だと思う… まぁ、強いて言うなら、唯一の取り柄は… 人よりもちょっと前向きな事くらい……かな。
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