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晃太「あ…はい、大丈夫です…」
ん?この人…どっかで見たような…
郁美「よかった。僕は副会長の金子郁美です、よろしくね」
そう言って手を差し出す金子先輩に俺は違和感を感じた。
晃太「胡散臭い笑顔…」
俺は思わずボソッと呟いた。
しかし金子先輩に聞こえていたようでピクリと眉が動いた。
郁美「俺の笑顔を見破るとは…面白い。気に入りました」
目の前が影になったかと思うと唇に柔らかい何かが当たった。
晃太「………んっ!?んん!」
俺は金子先輩にキスされていた。
つか男にキスって可笑しいだろ!!
晃太「……ふざけんなっ!!」
俺は先輩の鳩尾を狙ってに拳を食らわせた。
勿論、力加減はなしだ。
もろに入ってしまったのか金子先輩はグラリと揺れて倒れた。
何してくれてんだコイツ!!
むかつく!!
俺は金子先輩を茂みに隠して理事長室に走った。
今思い出せばアイツは白虎の副総長だったんだ
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