王道転校生

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とうとうこの日がやってきました。 と言っても1日しか経っていませんが 朝の教室は転校生の話で盛り上がってます。 ワクワクドキドキソワソワするのは分かりますが…騒がしいにも程があります 黙りなさい 「おらァ、さっさと席つけ!」 いかにもホストですと言わんばかりのイケメンが声を張り上げ教室に入ってきた。 黄色い歓声の中、何でもないような顔をしてHRを始めた人は、俺の担任の瀬川竜人-セガワタツヒト-。 教師として終わっているであろうめんどくさがりと適当さが特徴 頬杖をついてぼーっとその姿を見ていると バッチリ、目が合ってしまった 瀬川はおもいっきり眉間にシワをよせ、舌打ち。 竜人「……何見てんだ…」 拓人「見てません」 即答で答え顔を逸らす。 もう一度舌打ちが聞こえた。 とことん嫌われてますね 興味ありませんが。
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