0人が本棚に入れています
本棚に追加
が、その幸せの時間もつかの間だった
「「「ガッシャァァァァァン!」」」
「チッ・・・おいでなすったか」
窓から、一人の男が現れた。そいつは体中が包帯だらけである。
「隠れていろ!固有結界発動『少女守護装備(ガールディフェンスウェポン)』!」
これがもう一つの固有結界である。この世界では、究極同士の戦いが夜中に始まる。その為に、役に立つ固有結界の他に、戦うための固有結界を所持する必要がある
「良いカードを掴んだ!『マジシャンフォーム』!」
魔力攻撃に富んだカードを掴んだ俺は、即座に包帯男に向けて炎呪文を唱えた
「ケッ、ひどいやっちゃ!ほな・・・こっちの番やでぇぇ!」
包帯を伸ばして攻撃してきた。どうやら、やつが噂の結界殺し
「究極封印烈・・・」
「知っとんのか?ワイを。嬉しいかぎりや!せやかて、手加減はせぇへんで!」
やつの包帯が無数に広がり、俺を包み込む。
「燃えてまえ!『炎の包帯』や!」
「甘いな!究極呪文『押し寄せる津波』!」
炎の包帯をかき消したまま、威力を保ち、やつへ向かう
「あ~らら。負けてもうた」
その言葉残し、奴は夜空のお星さまになった
最初のコメントを投稿しよう!