規律

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が、その幸せの時間もつかの間だった 「「「ガッシャァァァァァン!」」」 「チッ・・・おいでなすったか」 窓から、一人の男が現れた。そいつは体中が包帯だらけである。 「隠れていろ!固有結界発動『少女守護装備(ガールディフェンスウェポン)』!」 これがもう一つの固有結界である。この世界では、究極同士の戦いが夜中に始まる。その為に、役に立つ固有結界の他に、戦うための固有結界を所持する必要がある 「良いカードを掴んだ!『マジシャンフォーム』!」 魔力攻撃に富んだカードを掴んだ俺は、即座に包帯男に向けて炎呪文を唱えた 「ケッ、ひどいやっちゃ!ほな・・・こっちの番やでぇぇ!」 包帯を伸ばして攻撃してきた。どうやら、やつが噂の結界殺し 「究極封印烈・・・」 「知っとんのか?ワイを。嬉しいかぎりや!せやかて、手加減はせぇへんで!」 やつの包帯が無数に広がり、俺を包み込む。 「燃えてまえ!『炎の包帯』や!」 「甘いな!究極呪文『押し寄せる津波』!」 炎の包帯をかき消したまま、威力を保ち、やつへ向かう 「あ~らら。負けてもうた」 その言葉残し、奴は夜空のお星さまになった
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