規律

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終わった事を察したのか、少女が出てきた。ちょっと不満ぎみである 「何か納得行かないわね・・・」 「何がだよ・・・」 究極封印烈の事だろうか・・・それとも俺か? 「あの男はレベルで言えば5。あんたのレベルは3のはず・・・」 この世界では究極をレベル10段階で位分けをしている。 「どうしてあんな楽に勝てるのかしら」 「俺が紳士を引き継いだからだよ」 紳士と言うのは、この世界を統べていた皇帝、究極正義超の元にいて、世継ぎをした究極紳士發の事を指している。 「俺はあの人の実の息子だ。だから、生まれた時から紳士の名を受け継ぐのは決まっていた」 「・・・そうなんだ・・・」 親父は俺を宮廷からだした。いずれ親父を継ぐために。 「でも親父は死んじまった。あいつの手によって、殺された。『究極殺人死』によって・・・奴は究極の戦いで勝利し、自らが皇帝になった・・・それだけでは飽きたらず、俺の親父まで殺した・・・」 拳を握る俺。 「だから俺は勝たなきゃならない。親父の敵をうつために。究極殺人死を倒すために!」
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