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やっぱり僕、変、ですよね…。
部屋で1人ニヤける自分に対してそう感じる。
………。
一体僕はどうしてしまったんだろう。
長門さんはいたっていつも通り。
変なのは僕1人だけ。
何がきっかけでそうなったのか、自分では全く検討がつかない。
どうしたらいいんでしょうか。
誰かに相談、してみましょうか…。
でも、誰に?
今の僕の状況を解決してくれそうな人…。
そんなの1人しかいないじゃないですか…。
気が付けば、僕は迷わず彼に電話をかけていた。
プルルルル…プルルルル…
僕1人しかいない静かな部屋に、無駄に大きな呼び出し音が響く。
『もしもし?何の用だ?』
「えっとですね、長門さんの件について少々…」
『あぁ、長門な。待ってろ。今からお前ん家行ってやる』
「いや、そんなご迷惑をおかけするようなことは…」
『どうせ暇だからいいんだよ。それに、ずっと掛けてたらお前だって電話代、困るだろ』
「え、まぁ…。それは…」
『じゃあ、今から行くから待ってろよ』
「はい…」
ブツッ
結局、彼に来てもらうことになり、僕は自宅待機となった。
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