30人が本棚に入れています
本棚に追加
私8歳(小二)
色々引っ越しをし、学校も変わり
周りの環境が変わり
私は新しい学校への不安と環境の変化に少し戸惑いを感じていました…
けど8歳くらいまでは
いくら新しい学校へといっても子供ながら友達なんて
案外すぐに出来て、家の前に住んでる子と偶然にもクラスが一緒ですぐ仲良くなり友達になりました…
14年経った今でさえ仲良しな友達です。
学校へ行ってる時が一番安心出来る場所、心から笑える場所、家の出来事も忘れられるくらい幸せな時間でした。
友達は『早く帰りた~い』とよく言っていましたが
私は父親が休みの日の家への帰宅は
地獄でしたので
友達の発言が理解出来ませんでした…
そうこの頃から、もうすでに
父親の母へのDVがエスカレートしていったのです…
あれは夏でした…
暑いので窓を開けていたんです。
仲良しの、りかちゃん
と家の付近へ歩いていくと
ドスの利いた声で怒鳴り散らしてるんです…
…そう父親が…………
りかちゃん『なんか…すごいね…』
私『……………』
その日、いや、りかちゃん宅は私の家の目の前に住んでるので、父親の怒鳴り声は日常茶飯事聞こえてくるのだと思います。けど別になにか聞いてきたり…という事はなく、ただ心配だけしてくれていました。
きっと彼女もまさか私の家からの怒鳴り声…なんて考えたくもなかったんでしょう…
この頃から家の状況をよく
りかちゃんに話をするようになりました。
ーそしてー
私はただただ、母が心配で、
恐怖と苦痛感…『まただ…』という感情を押し殺し足早に家に帰りました…
最初のコメントを投稿しよう!