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まぁ昔話しをするほど俺は年食っちゃいないが
今はばぁちゃんの葬式
初めてばぁちゃんに力を見せた時に
「いいかい?絶対に力の事は誰にも見せても話してもいけないよ?人生は山あり谷あり。いつか力を使わないといけない時がくるだろうさ。それまで力の事はばぁちゃんと咲夜の秘密だよ」
なんて言われてずっと守ってきたが唯一秘密を知ってる人もこの世をさった
悲しくはない
ばぁちゃんは歳だしよく今まで生きてたもんだ
でも、寂しいんだよ
ばぁちゃん
親戚がばぁちゃんの遺体を霊柩車にのせた時に
ずっと逢ってなかった親父に茶碗を渡された
「咲夜…これはお前がやりなさい。私は仕事があるからもう行くが、あとは親戚の方がやってくれる。茶碗は本来私がやるべきだが……お前の方がいいだろう」
そういって親父はこの田舎から去っていった
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