漂流

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~数時間後~ すっかり意識ははっきりしてきたものの まだ力が入らない。 『・・・・・』 「グルルル」 ・・・・・・・なんかライオンの鳴き声のようなものが聞こえたような・・・・・・ 「グルルル」 やっぱりライオンだ 「クンクン」 自分を 食べるつもりだろうか。 けどそれもいいかな。誰かの生きる糧になるのも・・・ 「ペロ」 ? 「ペロペロペロペロ」 『・・・・・んふ』 うぅ!くすぐったい(笑)やめて~(泣) ライオンはゴロゴロ喉を鳴らしながら擦り寄ってくる なんか懐かれた・・? しかし、突然何を思ったのか私の服をくわえるとヒョイッとライオンの背中に乗せられた。 もふもふしてる😏 やわらかぁ~ そしてライオンはゆっくりと歩きだす 『・・もうどうにでもなれ』
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