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三月十八日、金曜日。
あの悪夢から一週間が経過した。
どうやら世界中から義援金が集まり、被災地にも物資が届くようになってきたらしい。現地で頑張っている方々のお陰だ。
しかし、その反面でなぜ日本の政治家は自分のことしか考えないのだろう?
国民に義援金を呼び掛ける前に、自分たちの給料を削減してそちらに回すこともできるのではないだろうか?
与党だから? 野党だから? そんなことはこの緊急事態では関係無いだろう……。挙げ足を取り、口ばかりが達者な彼らを見ていると虚しくなる。
自分たちは安全な場所に身を置き、何かを我慢する生活などしていないではないか。綺麗事を並べる前に、日本を復興に導くために何か行動に移せるはずだ。
いつも苦しむのは国民なのだ。これは時代が変わろうとも、続く負の連鎖。
かく言う私も、できることなど限られているのだが……。実に不甲斐ない。
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