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聳え立つ鬼ヶ島の城…
そして不気味な雰囲気…
「僕も帰ろうかな…。でも、おじいさんとおばあさんに頼まれたことだし…。よし!行こう!」
桃太郎はズンズンと城へ入っていきます。
「やいやい、鬼達!出てこい!僕は桃太郎!鬼退治をしに…き…た…。」
なんと、桃太郎はいつの間にか鬼達に囲まれているではありませんか!
「なんだ、小僧か(笑)」
「も…桃太郎だ!」
「威勢があっていいな(笑)」
「お前何しに来たって?」
「お…鬼退治…に…。」
ドッと笑い声が城内に響き渡る。
「お前がか(笑)」
「馬鹿馬鹿しい(笑)」
「あの村の連中、ひどいな(笑)」
「こんな小僧を鬼退治に(笑)」
「小僧1人で俺達を倒せると?」
そんな笑い声を断ち切るかのように
「うるさい!僕1人で何が悪い!お前達なんか1人で十分だ!」
あらあら…言ってしまいました桃太郎…。
今ので鬼達は怒ってしまいましたよ?
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