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その日も私は後に部活が控えていた。
私は元気かなぁ?と気楽に病室へと足を踏み入れた。しかし、そのまま私は体が動けなくなった。霊的現象ではない。
あまりの驚きに身体が固まってしまったのだ。
その病室で横になっているのは、かつての祖父ではなかった。
体はやせ細り骨の太さに等しかったし、呂律も回っていなかった。耳も一気に遠くなり、目の焦点も合っていないようだった。
私にとって、それはとてつもない衝撃だった。
心のどこかで、祖父はまだまだ元気なのでは?っと思っていた。
また、身近でこんな出来事があるはずないって思っていたんだ。
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