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「おはよーっ」「見たみた!?昨日の…」
クラスにはもうだいたいの人数が
そろっている。
あたしのクラスは超がつくほど
うるさい。
けどその分仲良しだ。
「ね、香奈。ちょっと屋上いかない??」
「ん??なんで…」
いきなりの不思議な発言。
すると亜季は耳に口を寄せて
ひそひそという。
「屋上にすごくかっこいいこの学年
の男子がいるらしいの。
ね、見に行くだけ行こう??」
正直あんまり乗り気じゃない。
だってなんでまた 一人で屋上に??
よからぬこと考えてるとか…
まさか自分の美貌を生かして
いろんな女の子をおびきよせて…
「さ!!!行くよ!!」
「え、ぇえ!!マジでー?!」
あたしの声は亜季に届かず。
そしてあたしは………
この日、この時、あなたに出会う。
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