3 ~boy talks girls~

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な、なんか強引な理屈だな・・・ でも反論する言葉がない。 「わ、わかったよ。あ、葵・・・これでいいのかな?」 「ん。なーんか投げやりねぇ。佐久間さんの事は、もっと仲良さそうに呼んでたのに」 「それは、佐久間さんとはちょっと知り合いになってたから・・・」 「ね、匠海。佐久間さんとは、ほんとにただのクラスメイトなんだよね?」 「そうだってば。信じてくれよ」 「ふーん。じゃ、証明してもらおっかな」 「証明って?」 葵は手を後ろに組んで目を閉じ、小さく唇を突き出す。 「キス、して」 「はい?」 「単なるクラスメイトとキスできるなら、あたしとだってできなきゃヘンでしょ」 ・・・葵、オレを挑発してるのかな? 「だから、さっきのはキスするつもりじゃなかったし、事実してないし・・・」 「いいからキスしてよ」 「いやだ」 「じゃあチューして」 「断る」 「接吻ならどう?」 「言葉変えただけじゃねぇか」 「しょうがないなぁ、舌入れるだけで許してあげる」 「舌・・・?」 一瞬、なんの事か分からず、しばらく考えて・・・オレは、頭の中がカッと熱くなった。
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